岐阜地区代表責任者 祝辞 / 修了式の様子

■岐阜地区代表責任者 祝辞
 本日ここに武道専門コース岐阜地区をご卒業又は進級されます学生の皆様におかれましては、心より敬意を表すと共に、卒業・進級大変おめでとうございます。

  さて皆様ご存知の通り2011年3月11日に発生しました東日本大震災により2011年度の武専授業が4月、5月は、震災復興支援を行うこととなり通常の 授業ではありませんでした。その様な中で岐阜県では県教区、連盟そして武専学生が一丸となって東日本を支援するための講習会、そして義援金を募る活動を行 いました。武専学生はもちろん県内の拳士が一つにまとまり大変有意義な講習会であり、なにより震災にあわれた方々へ少しばかりの助けができたのではないか と考えます。
 そして、このことは岐阜武専としましても学生の意識の高さを再認識した次第であり、この場をお借りしまして、改めて学生の皆様にお礼を申し上げます。
 今回、武専を卒業されます研究課4年生にとりましては大変な1年であり、ご迷惑をおかけしましたが心に残る忘れるこのできない体験をされたと考えます。
 少林寺拳法の武専は申すまでもなく、自己の可能性を高め、信じ、社会に役立つ人間を育成するために開祖が開かれたものです。
11年間という長い年月の中で、いやそれ以上の年月をかけ卒業される学生もおられると思いますが、この武専で学んでこられたことを、自分の身近な家庭から始まり、職場、学校、地域、さらに社会に広げていただきと考えます。
 
 最後にいまひとつ、武専を卒業されてもさらに研究院や研究会に進み、武専で育った皆様が、今度は武専を育てる立場になっていただきたいと考えます。

 まさに我々の修行は、たゆまぬ自己研鑽であり、さらに人と人がお互い認め合うできる調和のとれた社会の実現を目指すものです。

今後ともさらに武専に参加協力いただくと共に、岐阜武専のモットーであります元気で明るく楽しく人生を送られますことをお祈り申し上げて祝辞といたします。

                               平成24年3月4日
                               岐阜武専 代表責任者
                               青山 昌伸

■修了式の様子

式次第修了証書授与
校長式辞(小笠原先生 代読)代表責任者挨拶
皆勤者表彰修了者一同 記念撮影
岐阜武専一同での記念撮影