■ 平成29年2月5日 岐阜県教区新春法会 本山公認岐阜県教区講習会が開催されました

 平成29年2月5日、
岐阜県教区新春法会および本山公認岐阜県教区講習会が開催されました。
 























 ■ 岐阜県教区長 挨拶


 あらためまして、新年あけましておめどとうございます。
 皆様方におかれましては、ご家族共に穏やかな新年をむかえられたことと存じます。
 岐阜県教区では、今年も例年通り新春法会を行えますことを心よりうれしく思っております。

  さて、今年度は少林寺拳法創始70周年を迎えます。11月4日5日には香川県多度津町を中心として「ブルースカイキャンパスin多度津」という記念式典を 行う予定になっております。どうかここにおられる皆で参加いただき、少林寺拳法の70周年の記念を盛り上げていただきたいと思います。
 また7月29日30日には、アメリカにおいて少林寺拳法世界大会が開催されます。
この世界大会に岐阜県より多治見清龍拳友会より,中学生の部日本代表が選出されております。大変名誉なことであり、ぜひ選ばれた二人には世界一を目標に修行していただきたいと思っております。

 本日は、この後、岐阜県教区の講習会が予定されております。このように多くの拳士の参加をいただきありがとうございます。是非とも、今日一日を有意義な時間になるよう御協力をお願いします。

 最後に今年も皆様方がご家族様ともども健康で明るく楽しく元気な年でありますことをお祈りいたしまして新年のあいさつといたします。ありがとうございました。

岐阜県教区長
 青山 昌伸

■ 門信徒代表 挨拶

 謹んで、新年のお慶びを申し上げます。
  本日、ここに岐阜県局門信徒を代表し、ご挨拶申し上げます。県内の門信徒がこのように多く集まるなかで、岐阜県教区新春法会が開催されますことは、我々門 信徒にとって大きな励みとなり、一人一人が金剛禅門信徒として、より強く自覚できるものであると確信するものであります。

 今年、少林寺拳法は創始70周年を迎え、「架け橋たれ」をテーマに全国各地の道院・支部において地域社会と少林寺拳法を結ぶ架け橋の役割を果たすべく、さらなる活動を展開することとなっています。
  そんな中で、岐阜県教区は、拳士数の減少、道院の廃院といったいわゆる右肩さがりの現象となっており、その状況を何とかするためにも、地域社会と少林寺拳 法の架け橋の役割を果たすためにも、「絵本プロジェクト」のような、いままでのやり方にとらわれない、それぞれの道院・支部独自の変わった修練方法を取り 入れることなどが必要となっていきます。

 そして、国内を見渡せば、進まない震災復興、政治とカネ、政治不信等の問題があり、また悲惨な事件や事故が新聞やニュースを騒がせ、このようなことは、どこか安心や安全、下手をすると命が後回しにされているような気がしてなりません。
 さらに世界においては、紛争やテロ、難民問題や政治独裁政治、自国のエゴを全面に押し出した挑発行為が後を絶ちません。
 特に最近した就任したアメリカのトランプ大統領は、差別的な発言を連発し、「アメリカイズファースト」といった自国さえよければ、他の国はどうでもいいと捉えかねない方針を打ち出しています。これではますます世界が混乱していくような気がしてなりません。
 
  これらの国内や世界の混乱の原因は、自分さえ良ければ、自分のところさえ良ければ、自分の国さえ良ければ、それでいいとういうエゴにあるのではないでしょ うか。こんな時だからこそ、開祖の唱える「半ばは自己の幸せを、半ばは他人の幸せを」ということを考えて行動できる人を一人で多く育て、教えを広める必要 があるのです。
 そうすることで、誰もが平和で仲良く暮らせる理想境に少しでも近づけるのではないでしょうか。そのためにも我々門信徒一人一 人が、人と人の絆を結ぶ架け橋であることを自覚し、自己確立と自他共楽を実践するためにも、人としてあるべき、強さと優しさと正しを示すことができるよう に、怠ることなく精進していくことをここに誓います。

 県教区長に置かれましては、ますますご健勝であられ、我々門信徒のご指導、ご厚情を賜りますようお願い申し上げ、新春に意を決する岐阜県門信徒の言葉といたします。
 

金剛禅総本山少林寺 岐阜県教区
門信徒代表 老田 尚 



top へ戻る